『H23年 8月度 安全・品質パトロール』を実施しました。

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8月度の安全・品質パトロールは、当社安全部と協力業者様と共同で寝屋川市、東大阪市、松原市の新築、改修現場を対象に実施しました。

いずれの現場も大きな危険はありませんでしたが、「作業手順」という点ではまだまだ改善する部分があるかと思います。
事故を未然に防ぐ手段は、事前の「作業手順書の作成」が重要です。

これまでのKYは大きな作業単位で、漠然と危険なポイントを押さえるだけでしたが、リスクアセスメントの導入で、より作業を細かく分解してKYすることが求められています。
作業着手前に作業をシミュレーションしながら作業手順書を作成し、作業に関わる全員が作業手順を理解する必要があります。
昨今の災害事例を見ていると、その原因に「作業手順がなかった」「作業手順を無断で急遽変更した」という事例を多く見かけます。
建設現場では天候や工程の変化で手順が大きく変わり、手順通りになかなかいかないことが多くあるとは思いますが、作業手順書の活用で確実に災害を減らすことはできます。万が一事故が起こっても被害を最小限に留めることもできます。
新たな作業に取り掛かる時は、作業手順書の作成過程で「先読み」し、事前にできるだけ多くの「危険の芽」を摘み取る努力をして下さい。また、当初の手順から変更になった場合は必ず担当者に申し出て下さい。

安全は一人一人の努力の積み重ねです。
ご安全に!!

※ リスクアセスメント=潜在する危険性又は有害性を体系的に事前評価し、危険度(リスクレベル)に応じて除去・低減対策を立てて実施すること。

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